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ジュビロ磐田と名波浩と相馬直樹を愛するちゃぽのぼやきです。 主にJリーグ、バレンシア、映画のことを中心に日常を綴っています。 日記に関するコメントはリンクの中にある伝言板に残してもらえると嬉しいです♪♪

まだ4日かぁ。
もうバレンシアに、スペインで1人ってことに、慣れすぎてちょっとつまらなくなってきたり。
観光しないから刺激がない感じかな?
ドイツにいたときの方が試合もあったし、こんなに暇な感じはしなかったのだけど。


昨夜は2時くらいに寝たんだけど、
部屋は壁が薄い感じだったので念のため耳栓をして寝たら、
これが大正解!!
夜中に酔っ払った宿泊客が大声で歌いながら帰ってきて、
かなりうるさい感じだったけど、大した妨害にならず寝ることができた。

で、今朝は8時起床。
外を見てみると、まだ雨降ってる・・・。
小雨みたいだけど、やんなっちゃうよなぁ。

今日はな~~~~にもない日なので、ちょっくら高速バスに乗って、
マドリッドとバレンシアのちょうど中間辺りにある街、クエンカへ。
クエンカの旧市街は断崖絶壁に作られた都市で、
断崖にせり出して建てられてる家とかが見ものなのですよ。
ってか、バレンシアから日帰りで行ける観光地なんてここくらいしかないってのもある。

で、そのバスの出発時間が10時半なので、
それまでに朝食食べて、チャージも兼ねてネットカフェ行ってという計画だったんだけど、
まず、朝食は付いてなので外に食べに行く。
で、パンとコーヒー・・・。
内心、こんなんじゃたりねえよ!って感じだけど、
カフェの朝食なんてこんなものしかない。
嗚呼、牛乳飲みたい・・・。
しょうがないからコンレチェで我慢する。

んで、9時過ぎにネットカフェに行く。
平日ならこの時間には開いてるんだけど、今日は日曜日。
やってない・・・。

予定が狂って時間が余りすぎてしまったので暇つぶしに歩いてバスターミナルへ。
約30分歩く。
あ、雨は止んでいた。

バスターミナルでは、切符をどこで買えばいいのかわからなかったので、
インフォメーションで聞いたら、おばさんがすっげぇ無愛想に乗り場を教えてくれた。
ってことは、乗るときに買うのかな?
ちょっと不安に感じつつ、とりあえず待合室で待つ。
出発までまだまだ時間があるから暇だ。
その間、来る途中で買ったスーペル(地元スポーツ紙)を流し見。
スペイン語を訳すの面倒なんだもん(爆)
そしたら、カニサの記事発見!
昨日、交代してすぐに病院に行ったらしい。
原因はやはりアルビオルとの接触。
検査結果は、辞書なしでは読み取れず。
誰か情報求む!!(爆)

で、まだ時間があるので待つ。
そしたら、中華系の女の子に母国語で声をかけられる。
どうやら同じ国の人だと思ったのだろう。
ごめん、日本人です(汗)
彼女も一人で旅をしている感じだった。
頑張れ!

40分くらい待って、ようやくバスが来た。
かなり綺麗なバス。
やはり運ちゃんから直接買うらしい。
クエンカまで往復で買う。
20.80ユーロ。
片道300kmくらいの距離をこの値段。
日本じゃ静岡にも行けねぇな(笑)
DSCN1661.jpg
ヨーロッパのバスは表情があって面白い。

道中、楽しめるように一番前の席を陣取る。
ヨーロッパのバスは窓は大きいから眺めが良くて好きだ。
デザインも可愛いし。
日本も見習えばいいのに。
自動車メーカーは公共の乗り物にも独自のデザインを活用すればいい!

さて、バスは定刻どおり出発。
雨は降ってたり降ってなかったり。
車窓は、本当に赤茶けた大地ばかりだ。
赤土を見るとインドネシアを思い出してしまう。
けど、インドネシアは粘土質、スペインはさらさらな小石っぽい感じだなぁ。

そして、バスは途中小さな村を回っていく。
私は終点のクエンカまで行くんだけど、
乗ってる人たちの出入りが激しいので、内心ドキドキ。
停留所に着く度にクエンカかどうか気になった。
DSCN1664.jpg
バスは次々に寂れた感じの村を通過していった。
なんだか哀愁を感じるのは雨のせいかしら?

DSCN1667.jpg
クエンカが近づくと畑にもならない様な荒涼とした大地ばかりになった。
これはクエンカから30分程度手前。

だけど、そんなの気にしすぎたってことが後に判明。
だって、クエンカって思ってたより大きな街だったんだもん(笑)
もっと小ぢんまりしてるのかと思ってたよぉ。
今まで通り抜けてきた村は本当に小さかったもん。

で、バスは3時間半ほどでクエンカに到着。


クエンカの街に着いて、外に出るとバレンシアより寒い。
防寒を忘れていた。
口の震えが止まらない。
腹減った。

とりあえず、ガイドブックに書いてある旧市街行きのバス停を探す。
一応ガイドブックが指してるのであろうバス停発見。
でも、なんか案内番を見るかぎりだと旧市街行きのバスが停まる場所でなさそう…。
近くにいたカップルに聞いてみる。
ここのバス停から出るという。
しかし、何度見ても違う気がする。
バスも全然来ないし。
帰りの時間もあることだし、バスは待たずに歩くことにした。
徒歩なら旧市街の中心マジョール広場まで30分くらい。
途中にカフェがあったらご飯を食べようと思う。

で、歩きだしてみたら、日曜だからどこもやってないやってない。
やってても一人で入るには勇気のいるような店だったり。
空腹を我慢して旧市街へ。
DSCN1669.jpg
バス停がある通りから旧市街までは1本道なので迷うことはない。
で、その通りから早速ちょっと急な坂があって、
そこを登りきると遠くにクエンカの旧市街が!
この写真だと、奥の丘の部分が旧市街。
なんだか遠く感じるが実際はそうでもない。旧市街の入り口までは。

DSCN1670.jpg
新市街を歩いていたら、1軒のBarの前で可愛いワンコ発見!
ちょうど昼食中のご主人様をジッと外で待つ健気な子でした。
めちゃ可愛い!!


15分くらいで旧市街の入口に到着。
ここまでは軽い坂道だったのに、旧市街は入ってすぐに、もう転げ落ちそうな上り坂!!
DSCN1672.jpg
だから行きはバスで行きたかったんだよなぁ…。
しょうがないので意を決して上る。

マジョール広場にはひたすら坂道を上れば必ず着くとあったので、目の前の坂道をただただ上る。
雨に濡れた石畳が滑ってちょっと怖い。

DSCN1674.jpg
ひたすら目の前の坂道を登っていると、あまり高さを感じなかったんだけど、
ふと、横の路地に目をやると結構高いところまで登ってきているような感じだ。
多分、この先は断崖絶壁。

空腹を忘れるくらい汗だくになったところでマジョール広場到着。
マジョール(大きい)とかいいつつ広場なのか疑問に思うほど小さい(笑)
DSCN1677.jpg
一応、クエンカ旧市街の中心マジョール広場。
ただ道が広くなってるだけな気がするんですが・・・。
奥のアーチの上にある建物が市庁舎なんだそうな。

マジョール広場にあるカテドラルは立派だった。
でも、残念ながらシエスタの時間で中に入れず。
外側だけ写真に撮る。
ここで日本人らしきカップルを見掛けた。
DSCN1675.jpg
立派なカテドラル。
よくこんな立派なものをこんな場所に作ったもんだ。
これを作らせる信仰心ってすごい。

DSCN1676.jpg
門構えがこんなに立派だときっと中も凄いんだろうなぁ。
嗚呼、入ってみたかったぜ!

マジョール広場は観光の中心なのでレストランとかあったけど、
急な坂で腹減りも吹っ飛んだのでそのままカテドラルの裏に回る。
すると深い谷底が現れる!
中にいると気付かないが、外から見るとすんげぇところに街があるもんだ。
にわかに興奮!(笑)
谷にかかる橋の上はかなり怖い。
真下は見れない感じだ。
DSCN1683.jpg
外側から見るとこんな感じ。
写真左下の道はまだ谷底ではなく、この道のさらに下に谷底がある。

DSCN1686.jpg
街を隔離している渓谷。

DSCN1687.jpg
対岸からクエンカ旧市街を見る。
正面に見えるのがカテドラルの裏側。
この橋はなかなかスリルがあった。
怖くて高さを感じられる写真は撮れなかったよ・・・。
橋の端っこも怖くて歩けなかった。


橋の脇から谷へ下りる遊歩道を歩いているとまた小雨が。
傘をさしつつ写真は撮る。

DSCN1694.jpg
遊歩道から崖の上を見上げるとこりゃまた凄い迫力。
長めは良さそうだけど、あのテラスでのんびり・・・は怖くて出来なそうだ。

DSCN1696.jpg
これ、クエンカの名物「宙づりの家」
崖の外側から見ると、こんな風に10階建てくらいのマンションに見えるけど、
内側を歩いてると3階建て程度の建物しか並んでないの。
イコール、この建物たちは崖にへばり付いて建っていて、
内側の玄関から入ると中は7階ってな世界なのですよ。
ここまでしてでも住もうって思う人間って凄いよね。


谷に沿って歩くとさっきの旧市街の入口に戻って来た。
もう、再び旧市街の中を探索する気力はないのでバスターミナルへ向かう。
観光所用時間、約1時間(笑)

バスターミナルに戻って念のためバスの時間を確認。
昨日教えてもらっていたとおり16時半発。
まだ1時間もあるので隣のカフェでハムチーズトーストにカフェコンレチェ。
4日目のお昼
安いが腹はふくれない…。

カフェでのんびりしてたら、さっき見掛けた東洋人カップルが入って来た。
日本人かどうかとても気になったので耳をすませてみる。
やっぱり日本人だった!!
しかし、カップルじゃ声をかけにくい。
バレンシアに行くのではなさそうだし。
スルー。

30分前にバスターミナルに戻る。
暇なので椅子に座ってガイドブックを読んでたら、地元のじいちゃんに声をかけられた(^-^;
何処にもどんだ?こっちに住んでんのか?って聞かれたので
バレンシアに帰る旅行者だと答える。
すると、なんかじいちゃんが言ってくる。
全然聞き取れないのでテキトーに相槌を打っておく。
じいちゃんの話が終わったところで、今度はこっちが質問。
じいちゃんは何処に行くの?
そしたら、すぐそこに住んでて暇潰しに来てんだよみたいなことを言われる。
その後またじいちゃんがしゃべり出したけど、
奥さんが4年前に亡くなって独り身だってことしか分からなかった(^-^;

バスの時間が来たのでじいちゃんと別れる。
これもちょっとした旅の出会いなのかな?

帰りのバスの中は眠かった。
が、夕日が沈むメセタはなかなか綺麗だった。
山がほとんどなくてずっと続く平地に、土地が低いような印象を受けるけど、
実際はかなり高地で、それを雲の低さが物語っていた。
雲の切れ間から降り注ぐ陽光が綺麗だった。
DSCN1714.jpg

18時半くらいになると外は真っ暗でついに眠気に負ける。
で、起きたら雨ざんざん降っててビックリ!!
こんなに降るなんて…
やっぱ雨女?

20時前にはバレンシア到着。
マックで夕飯食べて、ネットして帰って来た。

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