２００７年を振り返る

もう１時間ほどで新年です。
今年も１年過ぎるのが早かったなぁ。
ホントにこの時の流れに最近付いて行けないっす。
”光陰矢のごとし”
この言葉を痛感します。
だからといって、上手く時の流れに乗っていけるほどの気力もないんだけど。


今年は、まさしく”激動”の一年でした。
去年の今頃は、卒論を追えてホッとしていたのがウソのよう。
大学時代なんて遠い遠い昔のような気がする。
スペイン１人旅も卒業旅行で３回も国内旅行したのも今年なんだよねぇ。
あー、なんか信じらんないわ。

４月から４ヶ月間の御殿場一人暮らしも、
実家に戻って前と同じ生活をしている今から見ると、
なんだか遠いことのように思える。
一人暮らしは気楽で良かったなぁ。
でも、一人であの部屋で越冬をするのはかなり厳しかったかもしれない。

御殿場での日々は、今ではほとんどが良い思い出。
乗馬の楽しさとか、馬の可愛さとか、子供の可愛さとか、人との接し方とか、
ホントに色んな出会いがあって、いろんな経験をした。
御殿場での生活は、ホントに何一つ後悔はない。
だけど、それらの良かったことを思い出すと次に必ず考えるのが、
「だったら、もう少し堪えられたんじゃないのか？」という自問。
そして、毎回繰り返す自答「いや、あれが限界だった」
あの仕事場から一歩引いた場所にいるから良いことだけが見えるけど、
あの中にいた当時は、やっぱりいろいろと堪えられないことがあった。
っというか、自分の心がもうボロボロだった。
人には色々と今後のこととか、理想とのギャップとか、あの会社組織が嫌だったとか、
そういうことを冷静につらつらと喋っているけれども、
自分的に「もう無理…」って思ったのは、
被害妄想が激しくなってしまって自分の心が不安定になりかかっていたことが、
一番大きい。
右も左も分からないところに飛び込んで、
自分のやることなすことに自信がなくて、
自分がちゃんと出来ているのかどうかも分からなくて、
自信がないから周りからどう見られているのかが異常に気になって、
それがエスカレートして周りから陰口を叩かれているような気がしてしまって、
そうなるともう周りを信用出来なくて、
他人のちょっとした言動で傷ついてボロボロになって、
このまま堪えて頑張っても精神が崩壊するだけだなって思った。
いや、もしかしたら、耐え抜いて一回りも二回りも成長できたのかもしれない。
でも、反対に精神が崩壊して、一生情緒不安定なままだったかもしれない。
そんなことを考えてもしょうがない。
だから、あの時下した判断が間違ってなかったって、何度も自分に言い聞かせる。

で、東京に戻ってきてから怒濤の４ヶ月。
仕事は楽しいが、やはり今の会社に忠誠を誓う気にはなれない。
なので、バイトのままで仕事の経験だけ積んでいきたいって気持ちになる。
だけど、営業の上司がすごく熱心に私が契約社員に上がるためにどうすればいいのかを考えてくれているので、ちょっと暫く身を任せてみようかと思う。


今まで学生という温室の中にいて、
急に社会人という大海原に出て、自分の小ささを知った。
この大海原でなんとか数年生き延びることができたら、
多少成長出来るんだろうけど、なんだか逃げ出したくもなる。
あと２，３年は苦しむんだろうなぁ。
生き延びられるのかホントに心配。



そんな不安を抱えたまま後２，３分で年が明ける。