茶碗が割れた。

正確にいうと姉ちゃんに茶碗を割られたなのだけども･･･。

自分が小６の時に買ったマグカップと偶然同じ茶碗を見つけて買ったのは、
まだ３、４年ほど前のことで、
とても気に入って使っていたのに、
寿命が来たとか、自分で割ってしまったとかではなく、
私がいない間に他人の手で割られ、跡形もなく処理され、
さらには、姉ちゃん本人からではなく母さんから事実を告げられたことに、
強い悲しみと怒りを感じる。
突然失ったお気に入りの茶碗と、誠意を見せない姉。

母さんは、同じ茶碗を見つけて買ってくると言った。
出来るものならそうして欲しい。
あの茶碗は本当に気に入ってたんだ。
前も私が使ってた茶碗を割られ、新しい茶碗を買いに行ったら、
たまたまやっていた有田焼フェアでお気に入りのマグカップと同じ猫柄の茶碗を発見した
あの時の興奮は未だに覚えてる。

それを砕きやがって･･･！！！

ぶっちゃけ、茶碗なんてどんな柄でも飯は食える。
今日だって、同じモン買ってこいって言いつつ他の茶碗で米を食べた。
だけど、思い入れがあるかどうかで気分が違うわけで、
私は当分米を食べるたびに嫌な気分を味わわねばならない。
そんな不味い飯を食わせやがって。
墓場まで、この恨みは持って行ってやる。
姉ちゃんの結婚式でも恨み辛みを言ってやる。
絶対許さない。